貧乏人は子供作るな?ーええ、そうです
貧乏人は子供産むなってこと!?と発狂してる垢に言いたい。そうだよ、貧乏人は子供作るべきではない、と。私は家が貧乏だったせいで何度も惨めな思いをしたし、何なら小学生のときから貧乏人は子供作るべきではないと思ってる。
— Goodbye_R (@Goodbye_R) September 16, 2019
もともとこのツイートは、「貧乏人は子供持つなってこと!?」と発狂しているアカウントを見つけたので、その人に向けたエアリプです。
ツイートでは文字数に限界があるので、私が貧乏人に子供作ってほしくないと思う理由をここに詳しく書きます。
理由は、シンプルにこれだけ。
「子供が惨めな思いをするから、苦労するから」です。
たとえば、小学生のときはクラスのみんなが持ってるゲームや漫画を自分だけ持ってないとか、自分の家がボロすぎて恥ずかしいから友達を呼べないとか、自分の部屋がないとか。
固定電話がなくて、自分の家だけクラスの連絡網で浮いてるとか。
夏休み明け、ハワイに行ってきたと話す友達を別の世界の住人のように感じたりとか。
学校から「運動会で使うからお母さんにミシンで縫ってもらってね」と布切れを渡され、ミシンがないので手縫いで対応したりとか。
それをクラスメイトに「え、もしかしてそれ手縫い?」と突っ込まれて嫌な思いをしたりとか。
給食に文句言ってる子に贅沢だなぁと腹が立ったりとか。
(私からすると、三食の中で給食が一番豪華な食事だったので)
給食費を遅れて先生に持っていったりとか。
誕生日、ケーキもプレゼントもなくてがっかりしたりとか。
ピアノに興味があったけど、習い事は無理と一蹴されたりとか。
同じ要領で塾に行きたいと言ったときも取り合ってくれなかったりとか。
中学生になると、自分だけ携帯を持ってなくて、みんなの話についていけなくなったりとか。
(仲間外れにはされなかったけど、本当なら新しく手に入れたおもちゃで思う存分遊びたいだろうに、私がいることで友達気を遣わせてるのがしんどかった)
可愛い服を買えなくて、休みの日も制服で出かけたりとか。
放課後のドラッグストアで、みんながお小遣いで数百円のマニキュアや化粧品を買う中、一人だけ所持金ゼロで何も買えなかったりとか。
成長期でご飯をいっぱい消費してしまう自分に罪悪感を感じたりとか。
桃をもらったけど勿体なくて食べられなくて、うっかり腐らせてしまったことに泣いたりとか。
家にエアコンがないせいで、夏は暑すぎて家で勉強できなかったりとか。
高校生になってすぐ、携帯代を稼ぐためにバイトを始めたけど、ふと親が支払ってくれる子はいいよなぁ…と虚しくなったりとか。
高校卒業後、とにかくあのボロ家から出たい一心で、奨学金を多めに借りて地元から出ました。
そのためにバイトも続けてました。
なので多めに借りたのは私の責任なんだけど、就職してからも一人暮らししながら奨学金の支払いに追われ、最初の5年ぐらいは生活がカツカツで、実家暮らし奨学金なしの同期が羨ましくて仕方なかった。
ちなみに、高校(公立)でも親が勝手に奨学金借りてたので、その分も払いました。
(今は高校無償化されたんでしたっけ?)
一度、母に「みんなは〇〇してるのに!何で私だけできないの!」と泣きながら抗議したことがありましたが、「それぐらい我慢しなさい」「みんなって誰よ」と言われて、「〇〇ちゃんと〇〇ちゃんと〇〇くんと…」と言い返したら、無視されて悔しかったです。
小学生のときから、ぼんやり「うちの親はこんなにお金がないのにどうして私を作ったの?」と思っていました。
社会人になって、自分が稼げるようになって驚きました。
「この程度のお金もうちにはなかったって、どういうこと?」「どんだけ無計画なの」って。
お金がある=幸せではないけど、お金の有る無しで子供の可能性や選択肢は広がりも狭まりもします。
子供の幸せを願うなら、ある程度のお金を貯めてから産むべきだし、責任持って死ぬ気で稼いで養うべきだと思います。
勝手に生み出しておいて、子供に不自由させることを軽く考えないでほしいし、少子高齢化に貢献してるなんてデカい顔しないでほしい。